わからないことをわからないと感じる心

教育を受ける時に一番大切なものはなんでしょうか。
それは、わからない時はわからないとハッキリ認識することなのではないでしょうか。
わからないのにわかったと言い、わかったつもりになってしまっては、それ以上勉強しようという気持ちになりません。
それに、わかっていると言ってしまえば、周りから教えてもらうこともできなくなってしまいます。
それでは教育を受ける機会を失ってしまいかねません。
教育を受ける時に一番邪魔になるのは、自分はすでにわかっていると思うことでしょう。
この世界にはどんなに賢い人が考えてもわからないことがたくさんありますから、わからないことがあることは恥ずかしいことでもなんでもありません。
それなのに、わかったように振る舞うのはその人自身が損をしていることになります。
良い教師がいたとしても、そのままでは今以上に成長することはできません。
世の中にはわからないことがたくさんあることを認めることが大切です。
何もかも知っていることは必要ありません。
わからないことをわからないこととして認め、学ぶ努力をすることが何よりも大切なことです。